みちてる、みちてた。

ここにいるのにここがどこだかわからなくなるから、書き留めています。Twitter→(@yoshi_mi24)

ひとまず今は軽くなってみて〜#8月31日の夜に。〜


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立派に生きているわけではない大人から、今日を生きるのがしんどいあなたへ。

 

 中学時代、私は不登校児でした。

 いまだに当時の心境を言語化するのは難しいです。

 幼いころから人付き合いが苦手で、外界への不安が強い性質でした。不登校になった大まかな理由もそれなのでしょう。掘り下げていけば細かな、本当に細かな傷や不安が積もりに積もっていたのだろうと思います。

 

 こうやって自分が「傷つきやすい」「不安を感じやすい」と言えるようになったのも最近のことで、「不登校」の三文字に関しては見聞きするたび今でもビクッとする場面があります。

 

 高校も同じように馴染めず、苦悩する日々でした。対人恐怖がさらにひどくなっていき、やがて「死にたい」気持ちが足先から突き上げてくる毎日を送ることになるのです。

 

 

 ──きっと、苦悩していたのは私だけではないはず。平気そうに見えるクラスメイトもどこかでこっそり泣いて、夜中にネット上で「死にたい」とかつぶやきつつ登校していたのかもしれない。

 

 

 時が経てば、いろんな想像ができます。

 だけど、他人の事情を想像するだけの余裕など当時の私にはありませんでした。自分に対して「ブス」なりなんなりどこかで誰かが言っていても、スローペースな性格の私は黒板の文字をノートに書き写すので精一杯だったからです。

 

 8月31日──。

 大人になってもこの日付にドキッとしてしまいます。8月31日の夜だけはどうか明けないでほしい、と本気で願った学生時代があるからです。

 

 そして本気で願った学生時代を持つ私は、大人になったら自分と同じように学校に馴染めなかったり「不登校」になってしまった子の支えになりたいとも願っていた時期がありました。

 

 答え合わせをすると、残念ながら現在の私はまるで立派に生きていません。似たような境遇の子の支えになるどころか、自分自身を支えるのに四苦八苦している状態です。落ち込む日の方が圧倒的に多いのも事実です。

 

 でも、どういうわけか今日まで生きてきました。寂しさに耐えられない夜があり、どうにかなってしまいそうな衝動が襲ってくることも多々あり、生きのびても30歳まではたどり着けないだろうと思っていたのに、今や34歳なのです。

 

 楽しい思い出も大切な思い出もそれなりにある今を、10代の私は想像だにしていなかったでしょうね。そしてそういった思い出がひとつでもあるだけで、心の支えになることを知りました。好きな小説や音楽、来週も観たいと感じるお笑い番組があると、さらに心の支えの強度は増していきます。単純過ぎる……?

 

 今年は新型コロナウイルスによって、生活で様々な変化を余儀なくされましたね。学生さんには、夏休みはあってなかったようなものでしょう。周りに悩みを打ち明けたくとも、大人もそろって頭を抱えていると打ち明けにくいはず。ましてや家族になんてもっと打ち明けにくい。

 

 

 叫べる場があってほしい。

 吐露できる場があってほしい。

 今日を生きるのがしんどくてたまらないあなたの近くに。

 心が、肩がふわっと軽くなるだけで、世界は180度変わって見えたりするから。

 ひとまず今は軽くなってみてほしい、のです。

 口で言うほど簡単なことではないのは重々承知なのだけれども。。。

 

 

 どうしたって夜は明けます。

 明けてほしくなかった夜が、いつしか明けるのが待ち遠しくなっている。そんな夜がいずれあなたにもおとずれますように。というか、おとずれてほしいです。

 

 

EテレハートネットTV(#8月31日の夜に。)番組サイトには、相談窓口の情報も掲載されています。↓】

 「生きるのがつらい」「学校へ行きたくない」そんな10代の皆さんが気持ちを吐き出し、共有できる場を目指しています。

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