みちてる、みちてた。

ここにいるのにここがどこだかわからなくなるから、書き留めています。Twitter→(@yoshi_mi24)

あなたの私の、一部になっているもの。

 

 「対人不安」を少しでも克服できたらと動き出した(カウンセリングや認知行動療法など)とき、三密NG時代に突入してしまいました。間が悪かったのか、そうでもないのか。

 

 『人との関わり方も新型コロナによってずいぶん変わってきましたよね』というニュアンスの言葉は、人との接触を控えるようになったり会話を交わすにもアクリル板が必要になったりといった物理的な距離の変化を意味しているのでしょうか。それとも、根本的な部分で人との関わる態度が変わってきているのでしょうか。

 

 かれこれ3年ほど人との密な関わりを断っている自分には、いまいちピンとこないのが正直なところで……。ピンとこないことに不安や恐れが募っていきます。

 

 在宅勤務・テレワークが推奨される働き方になっていったことにも、戸惑いがないと言ったら嘘になります。

 こんな短期間で社会の認識がガラリと変わる……というか、トップに立たれている方々が「在宅勤務、テレワーク」を連呼する場面に違和感が否めなかったりするのです。

 

 緊急事態なのだから、方向転換が必要になるのは当然で。だけど緊急事態になる前からの叫びもなってからの叫びも、届かない日常が横たわっているのをピョンと飛び越えられていくようなこの「虚しさ」こそが、自分の根に絡まっていた「虚しさ」に似ていたのかもしれません。

 

 スッと手を挙げたとき合った目はそらされ、肩をすくめて俯いているときに名前を呼ばれて黒板の前に立たされる理不尽さみたいに。

 

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 だから改めて、好きなもの、愛しいもの、救われたもの、安心するもの、言葉にしようがないけれど激しく心を揺さぶられきたものを、今は強く強く抱きしめたいです。かけがえのないものが私にはあるのだ、と誇りにしたいです。もうすでに私の一部になっているのだから。


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 一人ひとりにあるはずのかけがえのないもの、すでに自分の一部として取り込まれているそれらをマスクもアクリル板も必要なくなったとき、あなたの口から聞かせてください。そして私の口からも語らせてください。

 いつのことになるでしょう。いつのことになるかわからないから、その日が来るのを待ちわびてみます。